2月12日のフライト(韮崎)


OLC

冬型気圧配置による北西の強風+強い寒気によるサーマルの日だった。
北西風のときは、甲府盆地を北西風が吹きおろしていく関係で韮崎の周辺は沈下ばかりとなる。
昼前には普通に20ノットを超える強風が吹き荒れたが、滑空場から10km程度東に行った山にはクラウドストリートが形成されてきたため、強風撤収の機運が醸成されないように努力しながら寒さに耐えた。

13時になって離陸できるくらいに北風が弱まった。
こういうときはヤンターで行きたい所だが壊れていたのでアステアで離陸した。
EPまで曳航し、強風で流されては戻りを繰り返しなんとか粘っていると昇仙峡の北西の太刀岡山で強いサーマルに当たった。
あれよあれよという間に上がって3000mに達した。積雲が多いため雲の間を縫うように飛んだ。

雲が多すぎて日射がカットされとにかく寒くキャノピーは凍るし足も凍るし低体温症になるかと思った。
北西に伸ばして茅ヶ岳で上がることを確認して、既知のサーマルトリガーを使って南北に往復することでOLCの点稼ぎを目論むがイマイチ上がれず、結局EPの手前の稜線で流されながら2500mまで上げた。
途中からブラニクがやってきて近くで回りだしたので上昇率の差がわかった。
その後は旭山を経由して帰投した。着陸後も体が冷え切っていて解凍に1時間位かかり震えっぱなしだった。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です