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クラブのブラニクをオーバーホール代金の都合で買い換えることとなり,安く買ったボロボロのブラニクをしばらく整備していた.なかなか整備が終わらない中,この日は単座機のみで運航することととなった.気象条件は,強い寒気の流入と,強い北西風のために,対流もウェーブも予想されていた.
アステアに搭乗して11時に離陸.曳航は8000feetで北西方向にリクエストし15km北西のローター雲の横で離脱した.Nexus5のGPSが不調でXCSoarのログが取れなかったから,フライトの記録を思い出して書く.
離脱したあたりのローター雲は,雲底高度が7000~8000feet程度しかない上に,上がれるような感じでもなく,周囲を探し回っていると沈下にハマり6500feetくらいまで落とされた.幸いにもこの日は対流が活発だったため中山が良好なトリガーとなっておりサーマルで上げ直すことができた.
西に向かい鳳凰山の麓でローターを使い,10000feetまで上昇した.ウェーブの雲をたどって北西に向かおうとしたが,10000feetではまだ整流域に入れず,荒れている上にバリオが振り切る上昇風に遭遇し,トランスポンダも酸素もないアステアでは対応できなかった.
180度旋回して戻り,御所山~櫛形山のあたりを往復し,新しいスマホで写真を撮りまくって帰投した.途中から寒くて震えが止まらなくなり手ブレして困った.降りてからNexus5のXCSoarを操作してみたら,内蔵GPSを再接続するとGPS信号が入るようになることを発見した.結局原因不明.
