リッジとコンバージェンス


6/10

WXCの予報ではブルーで上がらないということになっていたが,朝からウェーブ性の雲が多数できていて午後にはコンバージェンスの積雲が発達した.
風は午前中は南東から2~5mといい感じに吹いていたが14時前から北に変わった.

ヤンターに乗る人が自分一人だけだったため離陸を遅らせて11時半に双葉からEPに離陸.
EPはサーマルトップが5500feet以下と低くリッジで何とかするしかない状況だった.幸いにもサーマル性の積雲はなかったため邪魔はなくリッジで何とかなった.
上がりきってリッジサーマルが消えると速やかに沈下しはじめるため,本気を出してハイバンクで上がっても全然移動できなかった.

1時間半くらい5000feet前後を上下しながら格闘していると平地の中層の雲がEPまで張ってきてEPが暗くなった.
流石に疲れてきたし帰投しようと思ったが,韮協の会員全員が昼食に出ていて双葉での回収人員がなく降りると駐機に困るため,適当に千代田湖と双葉ICの中間くらいで粘った.
駄菓子菓子いつまでも粘っていられるわけがなく,しかたなく帰投することにし,ずっと高層の雲に覆われていて期待していなかった三井金属に行ったらこれが意外と上がった.

一面中層の雲に覆われていたがコンバージェンスでよく上がった

5000feet以上は完全にコンバージェンス性の条件になり,正しいところを直線飛行すると延々上がるが外れるとすごい沈下だった.
一応コンバージェンスの積雲はあったが中層の雲が背景にあるせいでほとんど全く見えず手探りで飛んだ.
なんとかバリオが+を指すところを飛んで15kmくらい北に行き戻った.沈下がとにかく強いことと,西風45km/sの強風も加味してL/Dを10で計算して帰った.
帰り道は沈下ばかり飛んでしまった.三井金属のあたりに戻ってくると強いプラスと真下を向くくらいのマイナスが同居していてまともに飛べなくなっていた.

14時半頃には北風の強風のため韮崎は訓練撤収することになり,これ以上頑張らずに双葉に着陸した.言うまでもなく着陸は乱流がすごかった.
降りて1時間くらいすると雲が晴れ穏やかな北風になったが,強風待機しているとフェリーもできなくなることがあるから早め撤収は安全上必要だろう.

ヤンターのTEバリオはやはり+0.5m/s程度上に表示されている気がする.+1程度の指示では高度が変わらず他の機体の計器と違和感があった.とはいえ頻繁なピッチ操作を伴うリッジソアリングでは大変役にたち飛びやすくなった.

6/11

 
10日より条件が良くなるという予報だったが、実際は南風が弱くリッジが使えなかったことと、3000~4000feetのウインドシアのためにサーマルが散らされてしまったことにより上がる方法がなかった。
また、八ヶ岳に吹き込む風のために韮崎近辺は沈下となりサーマルの外の沈下が強かった。
頑張って一時間滞空してセンタリングと平地ソアリングの練習をしたがOLC50点行かなかった。

旭山には強いサーマルがありひっくり返されかけて危なかった

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