天気予報の手法まとめと、これまでのローカルな気象条件の感想
BLIPMAP
とにかく便利。googlemapに重畳表示するサイトも作ったから見やすさ問題も克服した。
注意すべき点
- sfc.windが北風予報でもなぜか韮崎は南風になることが多い。
- ウェーブの予報は微妙な波の干渉や風向のブレにより特に韮崎の東側の上昇帯の場所予報は信頼できないものになる。場所というより波長や強さを参考にすべき。
- 1日後、2日後の予報はメッシュが荒く山の地形がうまく反映されなくて信頼性が下がる。また3日後の予報は出ない。
ウェーブの予報はsoundingを見よ
- 露点と気温が近いところ→雲底
- 安定層がないと1波が反射して降りてこないから2波ができない
- 22000フィート以上で風速がずっと増えていくかが2波3波の発達に関わる
クロスカントリーソアリングと照らし合わせると現代的な予報の仕方が他にも思いつきそう(Todo)
天気jp 山の天気
金峰山、八ヶ岳をはじめ有名な山の高度別の気温が3日後まで出る。
対流を予報するのに有用。
茅ヶ岳定点観測
個人サイト。いつ止まるかは不明。
観測点は韮崎工業高校(第四旋回するところ)
ウェブカメラで茅ヶ岳を撮っているのと、韮崎の気象情報が実況されるため有用。
2016年4月~2017年5月の感想
春
風が弱いとろくなトリガーがなく苦しい。風が吹いて日が照っていれば山に行けば1万フィートのサーマルがある。EPのサーマルが強かった。
夏
コンバージェンスがすごい。妻沼並みに暑い。雲底が低く山に近すぎてうまく上がれないことがある。昇仙峡のサーマルが強かった。
秋
移動性高気圧の機嫌次第だが上がらない日ばっかり。微妙。
冬
北西風が甲府盆地を吹き下ろすと沈下しかなくなる。北に振れると低く長い韮のリッジが動き良好なトリガーとなる。
南アルプスのウェーブ1波は高高度曳航しても入れないことが多い。そもそも高度が足りなかったり荒れすぎて曳航が危険。御所山で2500mくらいには上げられるがそれでもリッジで繋ぐのは厳しい。櫛形山から入るのは稜線の向こう側で低くなるリスクがありやめたほうが良い。