ウェーブに入れず



OLC

春秋にはよくあることだが天気予報があてにならなかった日。妙な気圧配置のために完全に西風となり、南アルプスのウェーブが予報されていた。
友人は50km直線距離飛行を南アルプスのウェーブを使って行う計画でヤンターで離陸していった。離脱地点を櫛形山付近に設定すれば、八ヶ岳連峰の横岳あたりまで行って直線50kmとなる。
自分も今度こそ(ウェーブの日は3回目)ウェーブに入るべくアステアで11時に離陸し7000feetまで上げてもらった。

曳航中は5000feetあたりから乱気流が激しくなり、曳航機が急上昇したり急降下したりと加速度が激しかった。
急降下した曳航機を追いかけて操縦桿をフルダウンした時にマイナスGがかかり、時間が長かったせいか結構動揺してしまってダイブブレーキを開いたり滑らせたりできず索たるみの処置ができなかった。
ローターに突っ込んだとこで7000feetになったため離脱し、8000feetくらいまでは上がったが今までで一番の乱気流だったため速度が抜けていたこともあり沈下にハマって猛烈に失高した。
しばしば速度が100kmを割っていたため機動性が足りず乱気流に対応できなかったのがよくなかった。曳航中の急降下でビビりが入って積極性が足りなかったのもよくなかった。

御所山のリッジが一番まともだった

荒れすぎていてうまく上がれないためローター雲の風上縁から少し離れてさまよってみたが、離れるにつれ上昇風が弱くなって乱気流はマシになったものの結局上がれなかった。
高度が下がってきたためリッジサーマルを巡るが高層雲のせいでサーマルが弱くリッジサーマルも途切れ途切れだった。
その後は雨撤収となったが曇り/雨の予報に反しほんの少し降って青空となった。撤収して損した


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